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    1. 弱酸性次亜塩素酸水「KING POWER」

    弱酸性次亜塩素酸水「KING POWER」は、pH5.0~6.5の人の皮膚に近い弱酸性で、人やペットにも安心・安全にお使いいただける除菌・消臭水です。

    インフルエンザやノロウイルス・O-157などはもちろん、多様なウイルス・細菌を素早く除菌する効果を持ち、アンモニアやたばこの臭い、ペットの臭いなどもたちまち消臭できます。それでいて、人体やペットにも無害であり、環境にも優しい除菌・消臭水なのです。

     

    では、「次亜塩素酸水」っていったい何でしょうか?

    2.インフルエンザや食中毒対策

    近年、日本ではインフルエンザや、O-157,ノロウイルスなどを病原菌とする食中毒が大流行しています。
    これらの予防にはまず第一に手洗いやうがいが重要ですが、それ以外の対策としてよく使われているのが、 アルコール消毒液や、漂白剤などですね。

    ①アルコール除菌

    アルコールは、広く消毒に使用されていますし、インフルエンザ対策には効果があります。
    しかし、揮発性があるので、手荒れを引き起こす場合もありますし、ノロウイルスなどの病原菌にはあまり効果がないと言われています。

    ★アルコールが効く菌と効かない菌

    細胞の表面に「エンベローブ」と言われる膜があるウイルスは、アルコールがエンベローブを溶かして細胞を不活化するので有効に除菌できる。エンベローブがないウイルスは、アルコールが溶かす膜がないので、アルコールでは除菌効果があまりない。
    エンベローブがあるウイルス:インフルエンザ、O-157,肝炎ウイルスなどエンベローブがないウイルス:ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス(風邪の一種)など

    ②次亜塩素酸ナトリウム除菌

    漂白剤の主成分は「次亜塩素酸ナトリウム」です。次亜塩素酸ナトリウムは、洗浄力が強く、衣服を漂白する時などにはとても効果がありますね。でも塩素臭がすごく強く、 強アルカリ性なので皮膚や粘膜に対して刺激が強くて、取り扱いに注意しなければなりません。 消毒に使うときも、カーペットや衣服に使うと漂白作用があるので、使いにくいです。

    ③次亜塩素酸水

    そこで近年その効果が期待されているのが、次亜塩素酸水です。

    次亜塩素酸水は、非常に高い除菌効果を持ち、 インフルエンザはもちろん、アルコールが効かないノロウイルス
    にも効果があります。しかも、皮膚にも影響がなく、漂白作用もほとんどないので、安全に、広い範囲で使うことが
    できます。

    3. 次亜塩素酸水溶液と次亜塩素酸ナトリウム水溶液の違い

    弱酸性次亜塩素酸水と、漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)は、同じ「次亜塩素酸」という名前がついています。だから消費者から見ると何が違うのかよくわかりませんね。この違いをまず皆さんにご説明します。

     

    「漂白剤」の原料も、「弱酸性次亜塩素酸水」の原料も、「次亜塩素酸ナトリウム」という物質です。簡単に言えば、「塩素」の一種ですね。「塩素」と言うと消毒効果はあるけど少し危険なイメージがありますが、この「次亜塩素」は、pHによってその存在のカタチが変わり、特性や安全性が変化するのです。

    「漂白剤」の原液は、つまり次亜塩素酸ナトリウム濃度を6%程度に希釈したものです。この原液のpHは11以上で、「強アルカリ性」です。酸性は危険なイメージで、アルカリ性はなんだか健康に良いイメージもありますが、アルカリ性が強いと皮膚を溶かすので非常に危険です。(漂白剤が手についてヌルヌルするのは、皮膚が解けています。)それで、漂白剤を使うときは水で希釈して使うわけですが、その場合でもpH値は8~9、弱アルカリになっています。

    このアルカリ性の領域では、次亜塩素酸は、「次亜塩素酸イオン(OCℓ-)」という形で存在します。この「次亜塩素酸イオン」は、洗浄力が非常に強く、衣服の漂白や汚れ落としに大変効果を発揮します。その代わり、「次亜塩素酸(HOCℓ)」という除菌に効果のある物質はほとんど存在しないので、除菌効果はほとんど期待できません。塩素臭がするので除菌できている気になりますが、実はあまり除菌はできていません。

    これに対して、「次亜塩素酸ナトリウム」を酸性溶液と混合し、ph5.0~6.5程度に調整すると、「次亜塩素酸イオン(OCℓ-)」は「次亜塩素酸(HOCℓ)」として存在するようになります。「次亜塩素酸(HOCℓ)」は、除菌効果が非常に高く、pHも皮膚に近い「弱酸性」である為、人体に影響を及ぼしません。但し、「次亜塩素酸(HOCℓ)」は、洗浄力や漂白力はあまりありません。

    塩素は、強酸性(pH1~4)になると、塩素ガス(Cℓ2)化して、危険な物質になります。要は、塩素は水溶液のpHによってその形態が変化し、用途も安全性も変化するということです。

    ・漂白や汚れを落としたいなら、「次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)」

    ・確実に除菌したいなら、「弱酸性次亜塩素酸水」をお使いください!

     

    4. 弱酸性次亜塩素酸水の除菌速度は次亜塩素酸ナトリウムの80倍!

    塩素のpHごとの除菌速度は、上図のようにpH5.7、pH7.6、pH9.3の水溶液で比較すると、弱酸性次亜塩素酸水の除菌速度が圧倒的に速いことが証明されています。

    5.弱酸性次亜塩素酸水(HOCℓ)はデリケート。だからこそ安全!

    弱酸性次亜塩素酸水は、細菌など他の有機物に接触すると、除菌効果を発揮してすぐに水に変わります。つまり、次亜塩素酸(HOCℓ)は、ウイルスを撃退した後、自分もなくなってしまうのです。紫外線や空気に触れていてもHOCℓは失われていきますので、保存する時は容器の蓋をきちんと締め、冷暗所に保管することが大切です。他の除菌剤に比べとてもデリケートですが、すぐに水に変わってしまうからこそ、お子様やペットにも安心で、環境にも優しい除菌・消臭水だと言えるのです。